Alexa for Business ユーザーの招待編 #reinvent #Alexa
1 はじめに
先週、AWS re:Invent 2017で発表されたAlexa for business、とりあえず色々試しておりますが、今回は、ユーザーの招待をやってみました。
招待されたユーザーは、個人アカウント(個人のデバイス)で組織のプライベートスキルを使用したり、会議参加や、カレンダーへのアクセスが可能になります。
今回は、「ユーザーの招待」、「個人アカウントでの組織への参加」、「プライベートスキルの利用」までをやってみました。
参考:
Alexa for Business デバイスのセットアップ編 #reinvent #Alexa
Alexa for Business 部屋の管理編 #reinvent #Alexa
Alexa for Business プライベートスキルを作ってみました #reinvent #Alexa
Alexa for Business スキル管理編 #reinvent #Alexa
Alexa for Business プライベートスキルでアカウントリンクをやってみました #reinvent #Alexa
2 ユーザーの招待
ユーザーを招待する手順は、以下の2つです。
- 招待メールの編集
- 招待メールの送信
(1) 招待メールの編集
招待メールの編集は、必ず必要ですが、変更がない限りそのまま利用できます。
- User InvitationsからEditを選択します。
- 会社名と連絡先メールアドレスを設定します。
(2) 招待メール送信
- Users > Invite userを選択します。
* 名前とメールアドレスを入力してSend Inviteを押します。
ここでのメールアドレスは、招待メールを送る宛先であり、個人でAlexaを使用するために使用しているAmazon.comアカウントと一致している必要はありません。
ユーザーが参加の処理をするまでの間、Statusは、Invitedになっています。
3 個人アカウントでの組織への参加
招待を受けたユーザーは、72時間有効なリンクが貼られた、招待メールが届きます。
- リンクをクリックすると次のWebページに移動します。
- JOIN NOWを選択します。
- 紐付ける個人のアカウント(Amazon.comのアカウント)でログインします。
- 表示されたページで、LINK ACCOUNTSを選択すると、参加登録は完了です。
LINK ACCOUNTSの上に、2つのメールアドレスが表示されていますが、上がAlexa for businessのコンソールで登録したアドレス、下が、ユーザーがAlexaを使用するために使用している個人のアカウントです。(同じである必要はありませんでした。)
- AWSコンソール上では、登録が完了したユーザーは、StatusがEnrolledに変化します。
4 プライベートスキルの利用
プライベートスキルは、スキルストアには公開されていないため、個人ユーザーがこれを見つけることはできません。
しかし、組織に招待されたユーザーには、組織で利用可能なプライベートスキルを利用させることが可能です。
その手順は、以下のとおりです。
- Skills > Private skills で、使用させるスキルのAvailableにチェックを入れます。
- Availableにチェックされたスキルは、個人アカウントでログインしているAlexaアプリのスキル > 有効なスキルで表示されるようになります。
- これを開いて、有効にするを選択すると、当該プライベートスキルが利用可能になります。
5 最後に
今回は、組織にユーザーを招待する作業についてやってみました。
プライベートスキルを組織に公開し、個人アカウントで使用させる要領は、ちょっと、面白いと感じました。
特定の範囲(企業内など)でのみ使用するようなスキルは、この要領でうまく配布できるかも知れません。
6 参考リンク
Managing Users
Alexa for Business デバイスのセットアップ編 #reinvent #Alexa
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